源泉成分とその特徴について、知っておいて損はありません。
その温泉の特徴となり、しかも利用される立場の方達にとっては、それが温泉そのものに浸かる楽しみでもあるからです(・-・)

少しの知識で、今まで以上に温泉を楽しむことが出来るなら、ほんのちょっとでも源泉について学んでみませんか?
きっと、次に温泉に行くときには違った楽しみが見つかると思いますよ!!

○ 追伸
源泉成分だけにこだわる必要もありません。
風景やスタッフの対応等々、満足することの要素はたくさんあります。
あくまでも源泉の成分とその効能を知っていただくことが温泉を楽しむ要因の一つであることも知ってください。
このサイトを見て「なんちゃって源泉マニア」にはならないでね(^^ゞ

温泉の定義
まずはじめに温泉の定義って知ってますか?

温泉法(1948)によると、温泉とは、泉源で採取されるとき、摂氏25度以上か、又は特定の成分を一定量以上含む、と定義されています。
特定成分については詳しく触れませんが、源泉においてまず知っていてほしいのは25度以下の冷鉱泉が圧倒的に多いと言うことです。と言うことは
「特定の成分を・・・・」で温泉の定義に当てはまる施設が圧倒的に多いと言うこと!
何が言いたいのか?源泉掛け流しで運用できる源泉を持つ温浴施設は本当に少ないと言うことです・・・・(残念ながら)
源泉の濃さや鮮度にも気を向けて欲しいというのが温浴施設に勤務する私の切なる願いだったりします。
(ちなみにうちの施設は源泉温度は37度・毎分1トンに恵まれており、源泉掛け流しの浴槽もありますが、そう言う施設はまれなんです・・・・)

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ランキング
泉質
効能
二酸化炭素泉
(炭酸泉)
炭酸ガスの小気泡が肌につく泡の湯。低温であるが保温効果が強い。高血圧、動脈硬化、運動麻痺、筋・関節痛、打撲、切り傷、冷え症、更年期障害、不妊症によく、入浴と飲泉では慢性消化器病、慢性便秘によい。下痢のときは飲泉を禁ずる。
炭酸水素塩泉
(重曹泉、重炭酸土類泉)
肌がなめらかになる冷の湯。浴後清涼感がある。入浴と飲泉で痛風、糖尿病、肝臓病、胆石、慢性胆嚢炎、慢性消化器病によい。筋・関節痛、打撲、切り傷、慢性皮膚病などにもよい。高血圧症、腎臓病は重曹泉の飲泉は控える。
塩化物泉
(食塩泉)
高齢者向きでよくあたたまる熱の湯。筋・関節痛、打撲、捻挫、冷え症、慢性婦人病、月経障害、不妊症、病後回復によい。入浴と飲泉で貧血、慢性消化器病、慢性便秘によい。高血圧症、腎臓病、心臓病、むくみのあるときは飲泉は控える。
硫酸塩泉
(石膏泉・芒硝泉・苦味泉)
動脈硬化の予防になる中風の湯。石膏泉は入浴と飲泉で高血圧、動脈硬化、糖尿病、慢性皮膚病、打撲、捻挫、筋・関節痛によい。芒硝泉は高血圧、動脈硬化、外傷によく、入浴と飲泉で胆石、便秘、糖尿病、痛風によい。苦味泉は石膏泉、芒硝泉と同じ。
鉄泉
(含鉄・銅泉)
湧き出したときは無色透明、空気に触れると褐色になる。入浴と飲泉で貧血、慢性消化器病、痔によい。入浴は月経困難症、筋・関節痛、更年期障害、慢性皮膚病によい。褐色に濁った温泉水は効力が落ちている。強酸性の鉄泉は乾燥肌の人には向かない。
硫黄泉
(硫化水素泉)
含まれる硫化水素ガスの匂いが特有。換気の悪い浴室では中毒を起こすことがある。刺激が強い泉質である。高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、慢性婦人病、筋・関節痛、痔などによい。入浴と飲泉で慢性消化器病、糖尿病、便秘、痛風によい。乾燥肌の人には向かない。
酸性泉
(明ばん泉)
肌にしみる強い刺激がある。湯ただれを起こすことがある。肌の弱い人は浴後真湯で流す。慢性皮膚病、慢性婦人病、月経障害、筋・関節痛、糖尿病によい。入浴と飲泉で貧血、慢性消化器病によい。高齢者で乾燥肌の人には向かない。
放射能泉 尿酸を尿から出すので痛風の湯という。温泉中に含まれる放射能は気体で湧き出した後は空気中に散ってしまうので全く心配はない。高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、慢性婦人病によく、入浴と飲泉で痛風、慢性消化器病、神経痛、胆石、筋・関節痛によい。
単純温泉 無色透明無臭で含まれる成分が薄く刺激が弱いため、入り心地がよく利用範囲は広い。高齢者向き。病後回復期の静養、手術後の療養、骨折・外傷後の療養によい。飲泉は軽い胃腸炎によく、また、尿量は増す。わが国では古来「中風の湯」「神経痛の湯」など名湯が多い。
源泉の定義と源泉成分における効能などをこのページではご案内いたしました。
温浴施設においては源泉の成分表を脱衣所に掲示することが義務づけられており、源泉がどのような泉質なのかは一目瞭然で分かるようになっています。

源泉についての知識は本当に大切です。
しかし、実際にその温泉の源泉の噴出量や源泉温度などを確認することも、源泉の泉質について知ることと同じくらい大切なことです。
なぜなら、源泉がどれだけの質を保ったまま利用できるかの判断材料になるから!!

これから先の温浴施設のキーワード、それは
源泉の鮮度
ではないでしょうか??

浴槽内における源泉の鮮度についてはある程度の見分け方が出来ますので、方法についてはこちらでご案内しますね(・-・)